白雲の道治療院

白雲の道治療院は、鍼灸術と量子場調整を用いて心身の健康面の向上、さまざまな症状や機能の向上、能力の増大に努めております。

白雲の道で美しく健康な体を!

[No.402]働き者の近き友人達
2007年12月04日(火)

12月3日天候曇り
朝起きて少し緊張気味な自分自身の身体を感じていた。今日で長年幸せや辛い時に食いしばって頑張ってきた多くの歯が抜かれる事になることを知ってか、口の中のその友人達が緊張しているかの様。
前日今まで研究してきた歯列に基準においた多くの技術を再確認していた。この手術において今までに構築してきた鍼灸や量子場の技術が崩壊する可能性もないわけではなかったから。
その事もあり、体のバランスはとても良好状態にある今、ひょっとしたら今回のインプラント手術はまだ先に延ばしても良いのではと一抹の不安がよぎっていたが強行した。
そもそもなぜこんなたいへんな事になっているのか皆目不明なことであると思うので少し説明してみよう。
ある時もう20年ほど前になるが、歯列の構造、つまり歯の噛み合わせ状態が身体にどれほどの影響があるかを身をもって気がついたとき、同時に体のバランスや状態が歯列に影響している事にも気がついた。
次第にこの事は歯科医も鍼灸の世界も同様に他者である患者さんを通じて理解できる世界ではない事を知るに到った。
歯科医が自分の歯を削って身体の関係を調べるほど暇ではないし、大学ではなお更の事であり、また医師や鍼灸師にとっては歯そのものがどのようにあるべきかなど眼中にない。
そのような中、暗中模索で私は調べた。その事で多くのエネルギー世界を知るようになったのだが、自分の歯列が揺れ始めその犠牲になっていった。それは始めから知っていたが、その事で身体にとっても精神にとってもとても本質的な治療が出来るに違いないと確信し、紆余曲折したが現在その通りになったと思う。
今患者さんを含んでどんな歯列構造になっていても歯列とからだの間に調和を創り出す事が出来るがその事が、理由の分からない事になっているとても多くの症状を氷解している。
今回インプラント手術に踏み切ったのは歯列とからだの関係を私なりに超えた技術観点を見い出したからだが、それにしてもインプラント手術は神経の図太い私にとって辛かった。何しろ口の中にドリルを持ち込んで穴を空けネジねじ込んでいくのだから。
このような辛い手術を受ける人間が逆にこのような事にならなくて済む技術を構築しているというのは皮肉なことだねと今日最も働き者の近き友人達にお別れをした。