[No.388]面白い関係性
2005年04月09日（土）

4月9日（土）天候晴れ
月日の経つのは早いものだ。その感覚は日増しに早くなる。
特に何かに夢中になったり、土ツボにはまって動きが取れなくもがく時などは気がついたら数ヶ月が過ぎ去っている。
今回はその両方が一度にやって来た。
前回のインプラント手術をしてからの私の持ち前の研究心に火がついたからだが、同時に東京恵比寿に新設する自分でも良くつかめない創造の場をおしゃれなブティックが並ぶ代官山に近い高級マンションに決め、模索していた。
私の研究しているテーマは一般的にはとんでもない世界に向けられているのだろうと、時々自分を自制しなくてはと思うことも多いが、今ではここまで来たらやるしかないかと開き直ってしまっている。
身体というひとつの世界。
地球に存在している全ての物体を含めた波動を発している存在の世界。
地球という惑星をはるかに越えた宇宙という非在を含めた世界。
この3つが私たちの口腔の中で融合している。
何を言っているものやらわからないと思うが、かまわず突き進む事にしよう。
これら3つの世界は独立しているが、不思議な事にそれぞれに規則的な方向を持って出会っている。
例えば、一人ひとりの身体は別物ではあるが、近づく人の雰囲気や場に健康状態もその人の能力も影響される。地球そのものは独立した世界ではあるが、星ぼしの運行によって影響を受ける。
当たり前だが、もしこの関係が口腔の中で決まった方位をもって相似的に関係し合っているとしたらどうだろうか。
逆に口腔の歪みが自分の身体だけではなく、人間関係や天体の影響に対処できない力関係を作っていたらこれはどうしたらいいのだろう。
これをさらに逆に言うと、人間関係や天体の運行によるどうすることもできないと思っている力さえ、口腔の力学によって調和させ得る可能性があるということにならないだろうか。このことが事実であるならを放っておく手はない。
私の師は死を目前にして弟子たちに重大な事として歯列の構造の中に過去に根ざす集合的な制限や感情的な制限があるが、これらを超える可能性もあると言ったことがある。
何を意味するかまだ定かではないが、私の意識の中に師に同意したくなるような面白い関係性が映ってきている。