白雲の道治療院

白雲の道治療院は、鍼灸術と量子場調整を用いて心身の健康面の向上、さまざまな症状や機能の向上、能力の増大に努めております。

白雲の道で美しく健康な体を!

[No.369]心の強さ
2004年10月27日(水)

10月27日(水)天候晴れ
世の中、平和を望み国も教育もマスコミもこぞってその必要性を説き一定の社会秩序を作ろうとしている。それはそれで良いことだが、その秩序の中で内面の個々の心が弱くなっては困ることになる。
アメリカのインディアン達が、保護され今平和に暮らしているが、結果的には彼らの雄大な土地と勇猛果敢な精神は失われてしまった。彼らはある意味ではみんな生活保護を受けているようにその安易な平和を選んだ。
日本もある意味では彼らと似ているが、インディアンとは少し違い、軍備的にアメリカに保護されて、平和ボケとまで他国から言われているところがある。しかしそれでも私たちは安定した生活と平和を求める。
それはそれで悪くはないが、平和は男を弱くするという事を知る必要があるのではないだろうか。だからと言って戦争を始めるべきだと言う気持ちは毛頭ないが、男性にとって戦う気力が失せては何をしたら良いかわからなくなるところがあるのだ。
確かに平和は価値あるものだが、よくよく考えてみると武士が走り回っていた戦国の時代から平和、平和といっていたのはか細い暮らしの中で暮らしていた一般庶民と権力を握っていた豪族支配者であったが、この両方が同じ平和という言葉を使っていた.
しかし彼らの考えるその平和は意味がまったく違っていた。それは今もそうだ。
一般市民は安全な暮らしという事だが、権力者は自分に歯向かう相手がいない事を平和といっていた。これを違った角度から言うと権力者は思うままのわがままいっぱいの事ができる社会が彼らの平和だ。だが貧乏人は生き延びるための平和だ。
いま現代の時代、アメリカが世界秩序を創ろうと、それが平和のためだと言っているが、その真意はアメリカの権力者がわがままいっぱいに出来る社会を創ること。それを彼らは平和だといっている。それを私たち一般人は真に受けているが、アメリカインディアンのように語弊はあるが、ある意味骨抜けにされた平和には一般男性は弱くなる事を知るべきではないだろうか。
先週女王蜂で紹介した女王蜂候補のある患者さんがやってきた。
彼女とは治療が終わってコーヒとお茶菓子で世間話をするのがいつもの恒例になっている。彼女はこの中で何度か言った。男性にもっと精神的に強くなってもらいたい。