白雲の道治療院

白雲の道治療院は、鍼灸術と量子場調整を用いて心身の健康面の向上、さまざまな症状や機能の向上、能力の増大に努めております。

白雲の道で美しく健康な体を!

[No.360]素朴で正直な人たち
2004年10月09日(土)

10月9日(土)天候台風雨
子宮の位置を修正しているある患者さんが、治療中にいろいろな事を正直な観点から話してくれた。
先生、私はじめ、友人に子宮の位置を修正できることを半信半疑でしたが、今私の直感からすごい事だと思います。セックスがこんなにいいものだとは思わなかったし、痛くないんです。私の中から大人の女が生まれた感じですよ。
それはそれは、こんな事を日誌に書いてはひんしゅくを買うとは思いつつ書いてしまった。これは私にとっても治療師冥利に尽きるというところだが、本来人間生きている基本は何といっても性にあるわけだから、ここに基盤を置く事ができるなら、浮き草のような生き方と違って根を下ろす事ができる。
先生、それにとっても安らいだ感じがしているんですよ。今まではいつも突っつかれているような感じがあって、自己嫌悪ばかりだったのですが、不思議ですね。あんなに過去のトラウマや人間関係で悩んでいたつもりだったのですが、何であんなに深刻に考えていたのだろうって笑ってしまう自分も生まれたみたいです。
私も気分が良くなって、依然日誌に書いた不死鳥の話を持ち出した。不死鳥のように自ら変容して行く事は、同時にそこにエネルギーを自分の味方にすることだと思う。不死鳥はその前地球の谷深く傷ついていた鳥だけど、そこで自分のエネルギーの源泉に行きついた。
その谷ってセックスや子宮の事ですか。
彼女なかなか面白いところがある。私たちは社会に出る前に十分なエネルギーを創造する必要がある。良く知らないのに知っているかのごとくその中に入って、子宮や胃が病気になってもそれらが悪いのであって自分や歪みが原因だとは思わない。
それは無理もないかもしれない。直感この上なくすばらしい子宮や性の問題でさえ、薬物や男性の手にゆだねているしか術がないと一般的には思っているのだから。
彼女のように素朴で正直な人たちは、性にたいする疑問にやはり素朴に正直な観点から向かっている。そして自分の子宮の中にあるエネルギーに気がついたとき、初めて大人になるのかもしれない。それまでは車にエンジンがついているのを知らずに押したり引っ張ったりして旅を続けているようなもので、途方もなく重く感じているのではないだろうか。