白雲の道治療院

白雲の道治療院は、鍼灸術と量子場調整を用いて心身の健康面の向上、さまざまな症状や機能の向上、能力の増大に努めております。

白雲の道で美しく健康な体を!

[No.359]本当はその事を知らないのか
2004年10月08日(金)

10月8日(金)天候晴れ
知覚、それは誰がなんと言っているか知らないが、私は独断で第6感である直感と対をなす第6覚であるとしている。
直感は受身的に感じる事だが、この知覚は触覚のように能動的だ。
例えば、がんばろうと心の中でちょっとした決断をしたすぐ後に不思議に元気が出てくるようなことが誰にでもあると思う。逆に自信をなくしたその瞬間から力が消えて行くのを感じる場合もある。
この変化の前に知覚がある。これは見落としがちではあるが、大きなところであると思う。
もし、この知覚がすばらしく働いていると、自分の身体や人生を意図的に変えて行く事ができる。なぜならこの知覚は直感と同じ中脳にそのベースがあるからだ。
また話が難しい事になってしまったが。
不思議な事にこの知覚は身体の全体の感覚を超えて観ているところがあるが、それだけではなく、その事でそのものを変えてしまう力がある。
例えば、自分は幸せだと心底思うなら、その知覚は身体をそのように変えてしまう力がある。逆になんて不幸で情けない身体だ。と思うならその知覚はその感じを身体の細胞に投げかけそのように変えてしまう。
そんな力がある事を知らなければ、人は容易に自分を病気にしてしまうところがある。だから私たちの半分の病気は自分の力で自分を病気にし、自滅の道を自分の能力を知らないために創っている。
ある患者さんが言った。以前の私はとても暗かった気がします。自分の過去を暗く見ていて、その思いがいっそう私を病気にしていたと思います。でも今はそんな過去の自分を先生が笑い飛ばしてくれたように自分でも笑う事ができます。そうなってから私は何かが覆いかぶさっていたものがなくなった感じです。
不思議な事に何かがかぶさっていたと思っていたそのものは、自分に課した自分だったのだがそれは自分であるがために、見えにくいものだ。だがそんな事で人は人生さえも棒に振る。
妙な事にに現代医学は自己を治す力も病気にする力もその人の中にある事をひたすら隠しているかのように見えるが、本当はその事を知らないのか。