白雲の道治療院

白雲の道治療院は、鍼灸術と量子場調整を用いて心身の健康面の向上、さまざまな症状や機能の向上、能力の増大に努めております。

白雲の道で美しく健康な体を!

[No.340]すばらしく反応する
2004年09月17日(金)

9月17日(金)天候晴れ
女性と男性の身体は当然のこと異なる。
どこが一番異なるかと言うと骨盤が異なっている。
骨盤の中に良く考えてみると驚くべき子宮がその真ん中にあり、卵子と精子の目にも見えない程の融合から始まってそこから始まる進化は聞くところによると何億年の進化を数ヶ月の中うちにこなしてしまうらしい。それにその中で起きる事はまさに奇跡だ。
だが、そんな高い能力をもってしても、外側の骨格や筋群に守られていない場合があり、その能力の高さゆえにさまざまな症状や機能の低下に苦しむ事が非常に多いのも事実だ。
これは男性の比ではないから、本当はもっとケアされるべきなのだと思うが、現代の産婦人科の処遇は最も本質的と思われるこの周りの骨格の歪みや筋群のケアがまるでなされない。
確かに、ビールスやカンジタなどの菌類に対して、皆殺しにする手法は必要な事だが、それらに強く抵抗力を持つためにはこの子宮の位置が非常に大きな要になる事を知らないはずはない。
この子宮の位置に関しては簡単な法則がある。子宮は骨盤周辺の筋群の強いほうに引き寄せられるのだ。
例えば、右の股関節あたりがいつも重いとすると子宮が引き寄せられるのは決まって右にずれ込み、もし筋腫が出来るならその位置に成長する。腰が重い状態を続けるなら子宮は後方に後屈する。
ある患者さんが、お水系の今は有名な大先生になっているKさんからの紹介でやってきた。彼女は子宮の問題から自律神経まで病んで悩みぬいている。
女性の子宮はとても精度の高い意識を持った臓器だと思う。だから、骨盤周辺の筋群にすぐに反応する。だが、子宮の意識は外側の骨盤の傾斜角やズレ幅には気がつかない。ただその状態に従うのだ。
その弊害を埋め合わせる事が鍼灸には出来る。マッサージや他動的に子宮を意識的なところから動かしてもこの子宮はびくともしないが、不思議な事に股関節周辺に置かれた鍼の存在にはすばらしく反応する。