白雲の道治療院

白雲の道治療院は、鍼灸術と量子場調整を用いて心身の健康面の向上、さまざまな症状や機能の向上、能力の増大に努めております。

白雲の道で美しく健康な体を!

[No.327]揺れる心
2004年09月02日(木)

9月2日(木)天候晴れ
人の意識は振り子のように右に左にせわしなく動き続ける。アンパンを買おうかクリームパンにしようか、それともメロンパンにしようか。楽しいはずが、いつの間にかそれがストレスになってしまう。
そのストレスはいつの間にか葛藤という熱を創り出し、細胞を消耗させる。逆に細胞はなぜ消耗するか、科学的な証明もあるが、それは葛藤という自滅によってその大半は消耗し、かわいそうな形に変貌して行く。
人は時には損得勘定で決断し、また時には夢や愛で決断するが、どうして後者の決断はオリンピック選手のように実現を際立たせるのだろうか。
それは迷いが無いからだと思う。夢や愛の道は一本道で揺れてはいない。揺れるのは尻尾の方でより高い意識は揺れない。
ある患者さんが言った。私いつも迷いの中で葛藤しているんです。
迷いは迷いを呼び集め、その中でさらに迷いがウヨウヨ集まって騒ぎ出す。その熱はすさまじいまでに身体の中で上昇し、パソコンで言う回路がフリーズしてしまう。
そんな事は止めればいい。私は助言らしからぬ助言をした。案の定、相手は不機嫌極まりない。
私は言った。その迷いの中に夢や愛があるなら、その事を大切にして決断すると迷いは少なくなります。
わかりますが、よくわかりません。(9/9修正)と患者さん。
私の場合は西洋医学に負けない鍼の技術を磨こう、その夢に向かってがんばっていますが、そこに何か楽しそうなものが待っている気がするからです。
そんな感じの話を長々として私の悪い癖がまた出てしまった。患者さんは無口な方で、もういいですか?と言って帰ってしまった。悪気はないのだが。こんな時私の心は大きく揺れる。