白雲の道治療院

白雲の道治療院は、鍼灸術と量子場調整を用いて心身の健康面の向上、さまざまな症状や機能の向上、能力の増大に努めております。

白雲の道で美しく健康な体を!

[No.323]何かがずれ込む
2004年08月28日(土)

8月28日(土)天候一時雨
振り子は正確に時間を刻む事ができる不思議なところがある。
この発見は500年ほど前の西洋においてガリレオ、ガリレイによって法則になったらしい。という事はそれまでは誰も知らなかったということだ。
確かにそれまでは時計というものはなかったようだが、それでも時間は正確に進んでいた事は確かな事だ。
では何が時間を感じさせているのだろうか。
それは人の疲労感の変化ではないだろうか。朝起きたころは元気で眠気はないが、夜も遅くなると決まって眠気がやってきて身体も重く疲労感がたまっているのに気がつく。
ならば、人の意識の中に振り子があるという事は言えないだろうか。
その振り子は頭の頂点辺りにぶら下がり脳の中を前後に揺れ動いていて、朝はより元気な気分で、眼の近くの前頭部に夜は小脳のある後頭部に疲労感とともに揺れて行く。
当然それは左右にも揺れ動いて、その振り子が左に動くと理論が優先になり右に揺れ動くと感性が高まる。
ではその振り子のゆれが時間感覚を創りだしているのでは。
その中心、つまり振り子が揺れない程小さくなり、ほとんど止まったとしたら何が起きるのだろうか。不思議な事に時間が止まったような感じになる。これは誰でも体験する事があると思う。そのなかで死にはしないが似たような異様な体験をする人たちも多い。
よく患者さんたちが鍼をしている最中ぼんやりして自分の中の何かが抜け落ちるような感覚があるのですが、あの感覚は何でしょうかと聞かれることがある。
それはトランス意識の中である症状がシフトするその瞬間と言えるのかもしれない。