白雲の道治療院

白雲の道治療院は、鍼灸術と量子場調整を用いて心身の健康面の向上、さまざまな症状や機能の向上、能力の増大に努めております。

白雲の道で美しく健康な体を!

[No.268]いっそう悩んでいる
2004年06月25日(金)

6月25日(金)天候晴れ
犬がえさを食べるときに必ずベルを鳴らすようにすると、ベルを鳴らすと餌がなくてもその犬がよだれを垂らすようになる。という、パブロフの犬で有名な条件反射のお話だが、この話を子供のころ聞いて愛犬がいた事もあり、ずいぶんと感心した思い出がある。。
大人になって人は多くの条件反射で健康にもなるが逆に病気にもなっていることに気がついた。
その事に現代医学はもちろん気がついているはずだが、不思議な事に不健康な条件反射の切り離し方について気がついていないらしい。
かわいそうにも、ある犬がパブロフの犬のようによだれが溢れるように出ている。その犬はベルではなく不安になると決まって食事を与えられていた。なぜなら食事の前に決まって小突き回すご主人様が餌を持ってやってきていたからだ。
あまり愛されていないその犬は不安と同時によだれが止め処もなく流れ落ちるようになった。
そんな哀れな犬がそのよだれを止めるために不運にもぶっきらぼうな動物病院に連れて来られた。
診療台に押さえつけられ横にされると更によだれが止め処もなく出てきた。それを見た獣医はこれは自立神経失調症ですな。よだれを止める注射をしておきましょう。そのあとその犬のよだれは止まった。だが今度は涙が止め処もなく出るようになった。再度その病院に行くと今度は同じような注射だが、もう少し強いやつを注射しましょう。今度もその涙は止まったが、今度は胃の消化液まで止まってしまい、十分に消化しないのも手伝って、めまいを起こすようになってその犬はいっそう悩んでいる。
獣医を悪者にして話を圧縮したが、条件反射は薬で抑える事は出来てもその反応は薬では切り離せないのは事実だ。