白雲の道治療院

白雲の道治療院は、鍼灸術と量子場調整を用いて心身の健康面の向上、さまざまな症状や機能の向上、能力の増大に努めております。

白雲の道で美しく健康な体を!

[No.267]体験的な実験
2004年06月24日(木)

6月24日(木)天候晴れ
ある時、パーキンソンという病名をもってある人がやってきた。
症状は太ももの筋肉がいつも凝りに凝って重くだるい、おまけに身体中の震えが止まらないものだから、道を歩いていても自分の足の動きを止められないことがある。
いろいろ聞いてみると彼はそのきっかけは歯医者に行って歯石を取ってもらったときに、痛がりの彼は足を思い切り踏ん張っていたらしく、それ以来こんな症状になったと言い張っている。
私はこの事をよく理解できる。当然と言えば当然なことだ。
歯との関係に於いては私は誰よりも良く知っている。なぜなら歯と身体の関係は体験的な実験でしか理解できない分野だからだ。
彼に歯科椅子と同じような姿勢に座ってもらい、私は鍼灸師であるので針を持ちこれから歯石を取ったときと同じような刺激を歯根に与えますが、そのとき足の力を抜いているつもりになってそれを我慢してください。間違っても力もうとしないよいうにと言って歯根の最も敏感なところに針をこすった。
結果はどうなっただろうか。お母さんの爪で掻く愛情がアトピーと愛をくっつけたように歯の刺激が足の緊張とつながってしまった。それを逆に使う事だって出来る。
これで症状の半分がただ消えてしまった。
無知がゆえにちょっとした事でどれだけの人が人生を棒に振っていることだろうか。