白雲の道治療院

白雲の道治療院は、鍼灸術と量子場調整を用いて心身の健康面の向上、さまざまな症状や機能の向上、能力の増大に努めております。

白雲の道で美しく健康な体を!

[No.261]微妙な観点
2004年06月24(木)

6月17日(木)天候晴れ
多くの人たちが重い病気やつらい症状と闘っている。
中には若いころから何十年もの間、ちょっとした症状と戦ったのをきっかけに他の病気を引き寄せ、これらと悪戦苦闘しながら症状を更に重いものにしている人たちもいる。
これを闘病生活と言うのかもしれないが、彼らは本当のところ何と戦っているのだろうか。
西洋医学の観点や一般の人たちはこの病と闘っている事に何の不思議も感じてはいない。そんなことを問うこと自体、病気と戦っている人たちに罵られることになるだろう。
当然の事として病院は病を治すところだから医者も患者も総力で病気と戦っている。
そこには誰も疑問がない。
私としても疑問をもっているわけではないが、ただ微妙な観点を浮き彫りにしたいと思う。
例えば、二人の同じ程度の体力を持ったAさん、Bさんの二人が同じ程度の風邪を引いたとする。
Aさんは気分が滅入りながらそのだるさと戦っている。
Bさんは大事な明日の仕事は休めないと思って、元気になることを心に描いてだるさは観ていない。
風邪と戦っているのはAさんだが、本当に戦っているのはBさんだ。
闘病と言う事で本当に病と闘うことになってしまっては、その勘違いによって病はなかなか治らなくなる。