白雲の道治療院

白雲の道治療院は、鍼灸術と量子場調整を用いて心身の健康面の向上、さまざまな症状や機能の向上、能力の増大に努めております。

白雲の道で美しく健康な体を!

[No.213]無意識からの意図した力
2004年04月13日(火)

4月13日(火)天候晴れ
不思議だとは思わないだろうか。眠りの中で目を閉じているのに見ているように夢を観ている。
しかしよく考えてみると夢の中では見ているというより観ているのかもしれない。
意図的に見ている場合、その焦点は意識的に見たいものに移動してゆくが、夢の中では目が醒めて気がついたら観ていたという感じがする。
無意識ではこのような見方が特徴的だが、心地良い酔いの中でも見方はこの観方に近い。
これはなぜだろうか。
目の前に繰り広げられるシーンをパノラマのように観ている。これが直観の見方だが、ここでちょっと変った視点から発言してみよう。
私たちは眠りの中でのみ夢を観ると思っているが、本当は覚醒しているときも夢を観ている。しかしその事に気がついていないのではないだろうか。
それはちょうど昼間も星は輝いているが、太陽の光が強いものだからその星の輝きは見えないのと同じで、それにもまして夢は見ようとして見る能動的なものではなく、観ると言う受身的な見方であるために、意識に映らないのでは。
では、昼間もその夢は観る価値があるのだろうか。
夢にはあまり価値はない。夢は無意識の中の無意識であるからだ。しかし、もし無意識から意識的な意図を通して浮き上がる直観を観るならそれには想像を越えた価値がある。
ここに無意識から意図した力が出てくる大いなる可能性がある。