[No.203]その突破口は開かれる
2004年04月01日（木）

4月1日（木）天候晴れ
陰陽の揺らぎは一方が積極的に仕掛けるともう一方はそれを逃げながら受けそれを観察している。そしてその観察により今度は積極的な行動に転じる。
その時、最初に仕掛けた方はちょっと弱気になりながらその反撃を受ける。そのとき同じようにそれを観察し、あらたな方向から仕掛ける準備をしている。
これは格闘のようだが、よく見ると自然現象や電話の受け答えのようではないだろうか。
これは自然の道理でもあり、自然は暴君のように真っ向から言いつけて聞く耳を持たない輩ではない。吹き荒れる嵐の中でも観察しているものがあり、その観察する何者かがそのバランスを取り戻すかのように姿を変えて現れ出る。
身体の働きも同じようで身体の内側と外側でいつもエネルギーと言う言葉を使って会話をしている。その会話も決して一方的な会話ではない。
だが、日常の親子や友達同士の会話のように時には喧嘩になる事がある。この事がこじれてゆくと人間関係が腐るのと同じように身体の中に息が出来ないような所ができる。
人間関係も逃げ場がないと大変だが、身体は一つしかないので元々逃げ場がないのでもっと大変だ。
こんな時どうすればいいのだろうか。
それは観察することだ。そしてその科学を知る事。
逃げながらも観察する事でその突破口は開かれる事になる。