[No.200]二つの必要性
2004年03月28日（日）

3月28日（日）天候晴れ
私たち生身の人間は陰と陽のエネルギーの渦巻く中にいるのだから、二つの異なったレベルでの必要性がある。
一つは目に見える形での必要性。
もう一つは目には見えないがフィーリングという直観での必要性。
例えば、住む為の住居は見える必要性だが、その中の幸せなエネルギーはフィーリングである直観の必要性だ。
彼氏がカッコいい姿形をしているのは見える必要性だが、性格や愛を感じるかどうかは直観の必要性だ。
この二つは両方共にあればベストであるが、なかなかそうもいかない。
これを一つの定義にすると見える必要性は意識的、見えないが感じる必要性は無意識的なことだ。
これを陰陽の関係から言うと意識的な必要性を陽、無意識的な要素を陰の関係になるが、これらの割り振りはそれ程の意味はない。
しかし、ここに大切な事が有る。それは直観は陰であり、無意識のものであり、フィーリングである。この中の共通項は女性的であるということだ。
言い方を変えるなら、力や愛や幸せを保持しているのは目に見える物ではなく、目に見えないがフィーリングで感じとる女性的な直観能力である事だ。それは鏡のようこれらを映し出しているだけなのに不思議にも生み出し、保持する能力も持っている。