[No.196]道理は堅物ではない
2004年03月24日（水）

3月24日（水）天候曇りのち雨
陰と陽の関係において女性が陰で男性が陽であるその考えは道理にかなっているようだ。
女性は男性にはない子宮で胎児を育て産み出す能力がある。
男性には女性にないわけではないが、ジェット機やロケットを創造し、世界を外側に広げる能力が女性よりも多分にある。
では同じ陰と陽の関係において地球が陰で人は陽であるその考え方は道理にかなっているだろうか。
地球には人にない樹木や人の生命を支える栄養を育て、それらを育てる能力がある。
人には地球にないわけではないが、文明を創造しそれらを宇宙にまで広げる能力が地球自身より多分に在る。
しかし、これらの関係は時には、男性と女性の関係で女性の方が陽の力を強く持ち、逆に男性のほうが女性的な陰の性質を強く持つ場合もあるし、地球の方が主導権を持った地震や転変地変といった事もある。
あるときは陰になったり陽になったりその性質は力を反転しながら動き回る。つまり、この道理は相対性的な柔軟性を持っていて堅物ではない。
しかしこの認識から力が生み出されている不思議な所がある。
それはちょうど今まで何とも思わなかった男性から、愛をうちあけられたとすると俄然その間に支配関係や感情や愛といった人生に大きな影響を持つ力が湧き出てくるのと同じだ。
不思議な事に私たちはこんな観方の違いからエネルギーを宇宙規模で創造している。