白雲の道治療院

白雲の道治療院は、鍼灸術と量子場調整を用いて心身の健康面の向上、さまざまな症状や機能の向上、能力の増大に努めております。

白雲の道で美しく健康な体を!

[No.194]時間つぶし
2004年03月21日(日)

3月21日(日)天候晴れ
私たちはよく時間つぶしをする。暇なときにする暇つぶしという奴だ。
しかし生きている者は何もしなくても、いずれその時間につぶされる。
逆説的な観方だが、暇で暇でしようがない時、時間につぶされそうに感じるのか時間をつぶそうと図る。
ある東洋の師は言った。時間が消えるほど意識的に生きることだと。それは時間をつぶそうとしているのではなく、どうもその反対の意味らしい。
退屈の中で時間をつぶすと自分自身がつぶされるが、意識的な生き方の中では時間が消え、そのことで自分自身がこの時間空間の世界から開放されるという。
分けの解らない話だが、ここに私たちの気がついていない何かがあるようだ。
整理してみよう。時間と空間は本来一つのものである事は知っている。
もし、どんな空間でも身動き一つ出来ないならその人にとってその空間と時間は永遠のような無限になる。逆に大きな宇宙のような広大な空間でもそのどこにでも瞬時に移動出来るならその人にとって時間は0になる。それと同時に空間もないに等しくなる。
この道理は現代物理学の基本原理でもある。
ではもし地球の全体を物理的に瞬時に移動できなくても、その全体を意識がつかんでいるなら時間感覚は殆どゼロになるだろうか。そしてその創造性は無限に近くなるだろうか。
これはその通りなのだ。私たちが性を基準に生きているのと愛を基準に生きている人の違いは創造する速さの違いでもある。そして愛の中では時間はより消えている。
空間の認識が大きいほどエネルギーは時空間を縮小し、創造性に向かってその速度を加速しているのだ。