[No.168]次元を移動する事の可能性
2004年02月20日(金)
2月20日(金)天候晴れ
元々私たちは存在する者であり、今まで存在しなかった事はなかった。類推ではあるがおそらく死んでも存在するのだろう。
もし、病気になって無意識の昏睡状態であったとしても、その中に存在しているぐらいだから私たちはいつでもどこかに存在している。
しかしこの次元に存在出来なくなることがある。これもまた類推であるが、身体が無くなる場合だ。
身体がないと次元を移動するための意識、無意識の揺らぎがなくなり、無意識の虚空の中にじっとしていなければならない。
私たちの存在の基盤は無意識にあるため意識する力がなくなると無意識に自動的に引き戻される。何日も眠らないで頑張ってもいつの間にか眠って無意識の中にいる。
ここで注目すべき性質のようなものがある。
それは低い次元で眠りの中に入ったのと高い次元で眠ったのでは何が違うかという事だ。
それは意識と無意識が一つの次元中で対を構成しているので高い次元を意識しながら無意識に向かうと高い無意識世界に入ってゆくが、低い次元を意識し生きていた人がそのまま無意識に入るとその次元の低い無意識に入るということになる。
別に低い次元が悪いわけではないが、この事の理解によって次元を移動する事の可能性が見えないだろうか。