[No.163]無意識の鏡に映し出す
2004年02月14日（土）

2月14日（土）天候晴れ
細胞さんは鋭い直感を持っているが、それは長い経験の中で培われた無意識的な感覚でもある。
それらを細胞膜で包み忘れないように守っているが、その中には気づきだけではなく辛い過去や忘れたい思いもたくさんあることだろう。
創造の次元に達した細胞さんとストレス君はこれから過去の直感やこれらのトラウマを持ちながら新たなものに向かって進んでゆくが、これら過去のものが助けてくれる場合もあるが、逆に足を引っ張る事になる事もある。
なぜならこの創造の次元はイメージやビジョンを使って創造する事だが、破壊の次元ではイメージに反応していたのだ。その反応的な直感はイメージの無意識的な一方の側面として価値あるものであるが、その反応がゆえに価値あるものから逃げ出すような事が起こる。
動物はイメージを使う事はないが生き残る本能としてイメージに反応して生きている。
その事で多くの危険を避け活路を見出し子供を養っている。彼らの直観が鈍いものならそう長くは生きられないだろう。
創造の次元はこのイメージを逆の側面である意識的な使い方をしてゆく中で自分自身の創造をしてゆく。
創造の次元でもこの直感は大いに役立つがこれが全てではなくイメージを無意識の鏡に映し出す直観というものがある。それは反応ではなく、女神が女神足るにふさわしい技術であると思う。