[No.108]慢性症状
2003年12月07日（日）

12月7日（日）天候晴れ
非常に多くの症状が現実にあるが煎じ詰めると二つの要素から成り立っている。
例えば自律神経の失調症は不安感や動悸等多くの症状を呈するが、この原因は一方で後頚部の圧迫であり、もう一方は自律神経系の衰弱だ。
確かに自律神経は衰弱しているがために精神安定剤や睡眠薬の薬物が一時的には効を奏する。
また確かに後頚部の筋群はバランスを失って短くつまっている。そのためその部分の筋バランスを取り戻すと一時的には効を奏する。
この二つの原因が同時に癒されるなら事はより簡単になる。
私たちの多くの原因が内側と外側で結びついている。特に慢性症状はこのような事が多い。
それは例えばこんな感じだ。
しっかりと愛し合った男女のカップルが東京のカビだらけの小さなアパートを借りて生活をしていたとする。しかしある時片方が遠方の田舎に長期出張をする事になった。彼らの欲求不満は募り、その不満や不安は行ったり来たりするが、もしこの時2人同時に引っ越すなら東京より広いアパートと自然の中で幸せに落ち着くだろう。
同じ事が多くの慢性症状に言える。