白雲の道治療院

白雲の道治療院は、鍼灸術と量子場調整を用いて心身の健康面の向上、さまざまな症状や機能の向上、能力の増大に努めております。

白雲の道で美しく健康な体を!

[No.10]イメージトレーニング
2003年08月16日(土)

8月16日(土)雨
今日も雨で真夏にしてはちょっと寒い感じだ。地球の裏のヨーロッパでは猛暑でフランスだけで3000人も死んでいるらしい。昨日はニューヨークで市全体が停電で騒いでいる。詳しくは分からないが自然が目に見えないところで配置換えをしているのかのようだ。
話はちょっと変わるが、私達のからだは自然に影響されているだけでなく自然の物質と同じもので出来ている。しかしもう半分は心に影響されているだけでなく心が造り出す物質が内側でうごめいている。実際的には脳が造り出すホルモンだ。人の場合、配置換えはこのホルモンによる。
このあたりからイメージトレーニングを説明してみよう。もしうまく説明できてこの意味不明な言葉を共通なものとする事が出来れば、これからのこの日誌がより面白く読んでもらえる事になる。
普通イメージトレーニングはイメージ力をより強くするものと捉えている場合が多い。しかしここで言うイメージトレーニングはまったく別物だ。というのはイメージする力は生まれながらに既に持っている能力であり今更トレーニングするものではない。では何をするのか。それはイメージをつかって自分自身と無意識の間に橋をかけようとしているのだ。
たとえば朝起きるといつも寝た気がしないからだの状態が長年続いていたとする。気持ちはすっきり爽快に目覚めたいと思っているが、現実はいつもそれとは裏腹だ。そんな習慣にさえなっている自分の身体をどうして取り戻せるだろうか。
この突破口を開くノウハウがある。寝る前に明日の朝5時に起きようと軽い気持ちで決めいつのまにか眠りに落ちて、ふと気がついたらきっかり朝の5時だったと言うような体験はだれでもあると思う。
もしこれが出来るなら寝る前に明日起きるときは爽やかに起きると決めればいい。そしてもしそうならなくても少しでも近ければ自分の無意識の能力を認めてみる。そうこうしているうちに無意識がイメージしたがって動きだす。
このような無意識との信頼関係を創るのに何を使うのだろう。それは軽いイメージを投げかけるので十分なことであり、イメージ力を鍛えることではない。イメージ力はすでに持っている能力だ。では何が必要なのだろうか。それはイメージの法則を体感して知ることだ
今日数ヶ月前からプレッシャーに強くなりたいといってやってきているスポーツウーマンFさんがきた。
先生よく分かりました。イメージをしながらがんばってもだめなんですね。逆にイメージをした後は忘れたかのように力を抜いていた方がよりうまくいくのが分かりました。そうだ。イメージトレーニングは本当はトレーニングではない。無意識を理解することでそれは努力ではない。
彼女はイメージや呼吸の力を実感するたびパワフルになってきている。私のへたな冗談にもすぐに乗ってくれるようになった。その笑い声は治療所を吹き飛ばすほどでその度に私もいっしょに飛ばされないかと心配になる。