白雲の道治療院

白雲の道治療院は、鍼灸術と量子場調整を用いて心身の健康面の向上、さまざまな症状や機能の向上、能力の増大に努めております。

白雲の道で美しく健康な体を!

[No.356]うやむや
2004年10月05日(火)

10月5日(火)天候雨
西洋医学はホルモンに関してすばらしい専門家だ。
東洋医学は思考や観察に関してすばらしい専門家だ。
この両方に共通したものがある。
それは脳だ。
最近の研究でその人の思考や観察がそれぞれの特有なホルモンが増強されることを証明しようとしているものがある。一般的にはそんな事は百も承知というところだが、これが医学となるとなかなか進展しない。
例えば、ある女性が恋をしているとすると、その人の表情や顔つきまでカラフルな艶で光を放つようなところがある。これは何かが、その人の中の心によって変化している事は明白だ。
その中の何かとはホルモンの事だが。
男性も同じで、やる気のない状態とやる気や夢を持っている状態ではその人の顔つきがまるで違う。その違いはホルモンではないだろうか。
とするなら、ホルモンは思考によって生まれるとまでは言えないかもしれないが、変化するとは言える。
これらは一般的には一目瞭然であるが、医学となると見解は違う。西洋医学の観点は心や気持ちというものをまったく無視したところからはじめ、それが科学の証だとするが、これは馬鹿げた発想だ。
それはちょうどこんな感じだ。
野生の生き生きとしたライオンを捕まえて、檻に入れ時間を決め毎日餌を与えている。ライオンを捕まえた彼らは言う。「お前たち自然の中でいるよりも楽だし、長生きするからは幸せだぞ。」そう言ってそのライオンに死肉を与え微笑んでいる。
ある患者さんが、若い時から子宮の具合が悪く、最後には子宮も卵巣も全部摘出手術をした。その医者は言う。「これからは生理もないし、この女性ホルモンを服用し続けると、胸も小さくなりません。」と、女性ホルモンとは名ばかりの化学合成や動物の尿から採取した薬を見せにっこり微笑んでいる。
では胸の小さな女性にどうして女性ホルモンを与えないのだろうか。それは危険性があるからだが、多くの症状を持っている人にはその危険性がうやむやになっている。