白雲の道治療院

白雲の道治療院は、鍼灸術と量子場調整を用いて心身の健康面の向上、さまざまな症状や機能の向上、能力の増大に努めております。

白雲の道で美しく健康な体を!

[No.333]ルービックキューブ
2004年09月09日(木)

9月9日(木)天候晴れ
昨日の問題を例にとって少し掘り下げてみよう。この事を研究掲示板に書こうと思ったが、話の流れでこの日誌に残そうと思う。
例えばルービックキューブという立体パズルがあるが、これはなかなか難しいが面白い。
初めての人は何ヶ月かかっても解けないこともあるが、ちょっとした解き方の法則を知れば、速い人では30秒以内にどんな組み合わせでも解いてしまう。
これは歯のかみ合わせの技術にも言えることだと思う。
まさに歯の噛み合わせと身体の関係はまさにパズルのように法則なくしておそらくは永遠に解けないだろう。たまたま2,3のパズルの一片が合うような事はあってもすべてが合うためには、ルービックキュウーブの比ではない多くの袋小路がある。
もう一つこの難しさがここにはある。それは他人の歯の噛み合わせというその人の主観的な感覚にキューブのように数字が書いていない。では自分の噛み合わせと言うと今度は客観的な観点が難しいので、さらに難しいことになるが、パズルと同じで何時間もあるいは何年も格闘すると運がよければ見えてくるものがある。だが、それよりも始めに法則を知るべきだ。そうしなければ自分も患者さんもひどい目にあってゆうに10年は過ぎ去ってしまう。
その法則を検証するために、歯科医自身が上下のレジン歯列を使うべきなのだが、現段階はどこでも患者さんにそのようなものを与えて、お茶を濁している。確かにこれらのプレートは肩こりや顎関節症にちょっとした効果はあるが、もしそのレジン歯列プレートなしで生きられなくなったとしたら、依存症を創り出したに他ならないのではないだろうか。
だが、歯科医は別だ。私は歯科医の先生方に上下のプレートの咬合を何度も崩し、合わせるトレーニングをしているが、3分以内に合わせるまで加速するつもりだ。3分以上かかるならこの技術はプロとして通用しないのではないだろう。
ちなみに私はレジン歯列上の場合どんな咬合でも30秒以内で合わせられるが、惜しいことに、患者さんに行うとこれは医師法違反になってしまう。