白雲の道治療院

白雲の道治療院は、鍼灸術と量子場調整を用いて心身の健康面の向上、さまざまな症状や機能の向上、能力の増大に努めております。

白雲の道で美しく健康な体を!

[No.328]胸キュウーン
2004年09月03日(金)

9月3日(金)天候晴れ
内蔵は不思議な事に知性を持っているようだ。胸がキュウーンとなって、それから恋が始まりましたとか、逆に会社の苦手な上司が近づく度に胃がむかついてきてどうしようもなくなります。というような事はよく耳にする。
私たちは子供のころから考えるのは頭だ、その中の脳みそだよと教えられている。それはその通りだが、人生の方向を決めたり、揺らいだりするのはその考える脳だけがするとは限らない。
逆にさまざまな思いが脳や内臓を痛める場合だってある。
心臓の辺りに長年違和感を感じている患者さんがやってきた。彼はまだ若いが子供の頃に歯の矯正を行っており、歯はきれいに矯正されたが、それ以後身体全体から重い違和感が抜けきれず特に心臓の周りには、いつも重圧感を感じている。
私は言った。心臓はある知性を持っている。その知性について説明しよう。
彼は、待ってください。何ですかそれは。
わかりやすい話が、例えばエッチな思いを描くと誰でも反応するところがあるだろう。それはある思いと身体はつながっていることであり、逆に言うと身体は決まった思いを感じ取る知性があるという事ではないか。
なるほどわかりやすい例えですねと笑っている。
では心臓がある思いに反応するという事はわかりますか。何となくわかります。
それを説明しよう。
心臓は愛のような熱い血液を身体全体に広げるのが仕事だ。だが、その中にやってくるのは静脈を通してのちょっと疲れ気味の冷たい血だ。だから心臓はより良いものを求めているわけではない。辛い思いを熱いものに変えようとしている。
だからもし、その人の心が良い事ばかりを求め、現状を変えようとしなければ、心臓は重くなるばかりだ。
もし、生活の中の現状をエネルギーのある熱いものに変えようと決断し、行動するなら心臓はその思いを感じてがんばる。そして私の治療も功を奏することになる。
先生、たとえがわかりやすくて、わかります。
今日の私は切れがいいようだ。(と思ったが数日後にそうでもないことが当の本人から指摘され、がっかり。9/07記)