白雲の道治療院

白雲の道治療院は、鍼灸術と量子場調整を用いて心身の健康面の向上、さまざまな症状や機能の向上、能力の増大に努めております。

白雲の道で美しく健康な体を!

[No.322]支点が移動する
2004年08月27日(金)

8月27日(金)天候晴れ
天秤はバランスを取るのが仕事だ。左右の端に取り付けてある器の片方に決まった重さの錘を置くと、それともう片方の同じ重さと正確につりあう。
だが、左右の重さが等分でなくてもつりあう方法がある。それはその支点である真ん中の位置を重いほうに移動してゆくと、つりあうところがある。
つまりこの天秤には3つのポイントがある事になる。
この中の中心にあるのが意識で言うところのトランス状態。つまりトランス状態は常に真ん中とは限らない。
普通、身体は人によってバランスの良い人、悪い人がいるが、これを良く観るとバランスがかなり悪く、傾いて歩いているも人いるが、しかしこのバランスが悪いといっても、器用にバランスを取っていることに気がつく。
時には病気になってバランスを取り、時には痛みや重さの症状、またあるときは感情的な不安定感などによってバランスをとっている。
だから生きているなら誰でも、もし、病気の真っ最中であってものその人はバランスが崩れているわけではなく、不自然ではあるが、器用にバランスされた状態にある。
ではそのバランスをどのように良く出来るだろうか。
ここで注目してもらいたい事はどんな状態も既にバランスされている状態であるということだ。
それはこのような事だ。
天秤が左右の重さが違うにもかかわらず、バランスされている。どうしてかと言うと支点がずれているからだ。
だが、その支点を直接変えることはできない。まず左右の重さを等分にし、それから支点を真ん中に調整する。私たちの身体も同じ事で、この支点は不思議にも移動する。