[No.318]わからず終い
2004年08月22日（日）

8月22日（日）天候晴れ
そもそもエネルギーとはなんだろうか。
答えは簡単だ。
エネルギーとは莫大な量子の流れの事だ。
だからエネルギーと言ったら眼には見えないが、存在しているらしい原子よりも小さな粒子の大群が流れていると思えばいい。
電気エネルギーも現代科学は電子の流れであるとしているらしいが、その電子は量子そのものだ。熱く熱えるエネルギーもまばゆく輝く光エネルギーも、量子の流れや放射と考えることが出来る。
この量子に二つの大きな分類がある。
ひとつは物を構成する原子の中に存在している電子に代表される粒子ともう一つは原子の外側や宇宙を飛んで物質間の力を担っている光子に代表される粒子に分けられる。
前者を私は陰のエネルギー、後者を陽のエネルギーと呼んでいる。そんなことは初耳だと言う鍼灸師も多いことだろうと思うが、それはそれとしてこのように私は科学の世界にいる研究者にも気の世界が見えやすいようにエネルギーを規定した。
ではこの陰と陽のエネルギーをどのように鍼で変化させられるのだろうか。
それは秘密だが、こっそりと公開しよう。
それはこのそれぞれの量子を波動から粒子に、粒子から波動に意識の観察によって変換する。量子はその変換によってのみエネルギーとなるのだ。
この理解を身体に映し出し、その直観によって了解されるなら、ここにわけのわからない陰陽の世界に眼が開かれる事になる。
今日、午後から休診だったので、ある治療家が遊びに来た。この事をこっそりと教えて見たが、この真意はわからず終いだったようだ。