白雲の道治療院

白雲の道治療院は、鍼灸術と量子場調整を用いて心身の健康面の向上、さまざまな症状や機能の向上、能力の増大に努めております。

白雲の道で美しく健康な体を!

[No.317]時計のゼンマイ
2004年08月21日(土)

8月21日(土)天候晴れ
エネルギーの右回りと左回りの関係はとても興味深い現象ではないだろうか。
例えば木ねじや時計のぜんまいを巻くにしても決まって右巻き、つまり時計回りに巻くのはどうしてだろうか。
それは右利きの人が多いからだと言う人も多いと思うが、それは違う。左利きの人に左巻きの木ねじを使って作業してもらうと、その時の疲労感は右利きの人と同じように疲れやすい。
では何が関係しているのだろうか。
この答えはいずれ量子力学が素粒子の回転するスピンから証明してくれるだろう。
しかしこれを待たず、私たちは体験的に木ねじが右に巻かれたほうが強いことを知っている。これはどうして知ったのだろうか。
それは、その木ねじがより強い構造物を造ることを知ったからではなく、木ねじをねじ込む職人たちが疲れにくく、より力強くなる事を身体が教えてくれたからであると思う。
試しに、左のねじ山のねじを巻き続けてみるとすぐに疲れを感じるだろうと思う。だが、面白いことに自分の身体よりも高い位置にあるねじ穴にねじを右向きに巻き込んで行くとこれもまた疲れやすい。
ここにこのような法則がある。
身体の下半身のエネルギーは上から見て右に回っているが、上半身は左に回転している。手でねじを右に回すことで上半身は左にその反動で回すことになり、身体はより創造的な方向に回転するのを助けることになる。しかし上向きの右回しの運動は疲労感を増大させる。
今日ちょっとしたスポーツ愛好家が腰の痛みを訴えて来たが診ると身体にテープをらせん状に巻きつけていた。しかしこれは身体の中心の意識に関しての事で身体にテープを巻きつけても身体の運動を邪魔するだけのことだ。