白雲の道治療院

白雲の道治療院は、鍼灸術と量子場調整を用いて心身の健康面の向上、さまざまな症状や機能の向上、能力の増大に努めております。

白雲の道で美しく健康な体を!

[No.311]莫大な情熱
2004年08月14日(土)

8月14日(土)天候晴れ
昨日の夜、以前ちょっとした会で知り合ったライターのSさんが遊びにやってきた。彼女は有名な気功師や変わった治療師などの話を聞いて本にする仕事をしている。
彼女自身も一風代わったインドの瞑想修行者やヨガ修行者の弟子でもある。私も、この点では変わった鍼灸師というところがあるので、話が合う。
彼女が言う。最近ヨガの師匠が癌になってしまうし、私の身体の調子も悪いし、精神的に辛いところもあるので今までの生活のパターンを一転しようと思っています。
それは良い事だと思います。今までの努力を止めてしまうのではなく、異なった生活パターンでの視点から観ることは今までの努力を何倍にも拡大することになると思うから。
私たちは変わった世界に踏み込んでいるつもりでも、いつしか自分の癖をその世界に持ってくる傾向がある。それはそれでかまわないが、これは消耗という意味では大きい。
というのは、同じことの繰り返しが、人を消耗させるからだ。
不思議なことに同じ事を繰り返すことに、馴れてしまうとエネルギーがやってこなくなる。逆にエネルギーがなくても動いてゆくので、続けては行けるがそこに意識が欠ける。
意識の欠けたところに病魔が入り込むという段取りだ。
ちょうど、泥棒は近くから隙をうかがい、その隙に乗ずる。もし、そこに意識した人がいると入って行けないが、眠りこけている場合や不在になることを知っていれば、事は簡単になる。
同じ事を他者から馬鹿のように見えても意識して深く行うことが出来るなら、それが一番だが、それには莫大な情熱が必要だ。
だから、その情熱を一時的に他から持ってくる事もたまには必要であると思う。