白雲の道治療院

白雲の道治療院は、鍼灸術と量子場調整を用いて心身の健康面の向上、さまざまな症状や機能の向上、能力の増大に努めております。

白雲の道で美しく健康な体を!

[No.308]あるパターン
2004年08月11日(水)

8月11日(水)天候晴れ
最近、右側の肩甲骨周辺の痛みや違和感を訴えてやってくる人が多い。肩甲骨は肩から背中側に手を回すと平ったい手の平ほどの大きさの骨がある。この骨が肩甲骨といってその下縁やその骨と背骨の間が重く痛むことがある。
この原因は内臓や骨格筋の歪みなどいろいろあるが、これらのどんな原因でも共通しているところがある。それは頭が症状のある側に倒れ込んでいることだ。
この場合だと、症状のある右肩甲骨側つまり、右側方で少し後方ということになる。肩甲骨は背中側の後方にある。
この症状は当の本人さえ気がついていない、あるパターンがある。
それは脳の問題だ。
先生、先生のおっしゃるとおり私は頭を右側に倒している傾向がある事がわかりました。それが最近左側に倒してもいられるようになっています。そんな時、以前、背中に幽霊でも取りついているような元気が吸い取られるような感じがありましたが、それはなくなっています。でも考えてみると、頭が右に傾く癖は子供の頃からのもののようです。
おそらくそうだと思う。この症状はバランスなのである範囲なら症状として表に出ない。しかし、この傾向は持続的に左の脳が少し、不活性になる傾向がある。
先生、私は子供の頃から時々言語障害になったり、どうして物覚えが悪いのをいつも考え、ちょっとしたコンプレックスになっていましたが、関係ありますか。
大有りだよ。頭が右に傾くということは左の脳の位置が右より高くなる。脳が傾斜的に上に向かっては良く機能できないのですよ。
そんなところも鍼で治せるのですか。
この傾向は病気ではなく、特定のパターンだ。だからそのパターンを修正することは出来る。頭が右後方に傾くということは顎位が右奥に引き込まれているはずだ。これを修正するのは陰を補して陽を寫すのさ。そうすると顎位は左向きに回転しながら前方に押し出して来るんだよ。
先生、良くわかりませんが、思い当たることがあります。右の顎が痛むことが良くあるんです。