[No.279]土台を揺るがす
2004年07月08日（木）

7月8日（木）天候晴れ
私たちは不思議なことに陰と陽のエネルギーについて何も知らないようだ。
この世界は男と女とか光と闇というように陰陽があることは誰でも知っているが、エネルギーに陰と陽があるとはあまり気がつかない。
なぜなのかいろいろ考えてみた。
それはきっと現代社会や現代医学が男性的な性質から、私たちはその影響をまともに受けているからではないだろうか。
たとえば、脳には能動的な大脳と受動的な小脳があるが、大脳のみが脳であるような取り扱いを現代社会はしている。
医学的に小脳を調べようにもあまりにも硬く柔らかい大脳のようにわかりにくいこともあるが、小脳は、周りのイメージを神経や血行とは関係なく、直観を通して受け、体の内側や外側に向かって波動のように働きかけることが出来るところがある。
しかし現代医学は以前から説明しているように、その始めから良きにつけ悪しきにつけ気や見えないイメージや感情を排したところから発展してきたので、この大原則を破るわけにもいかない。
今更、「健康は気やイメージが関係していました。」などと言えないということもあるが、もし、そんなところを発表したとすると、ただ騒がしいことになってしまう。
このことでの被害者は陰のエネルギーと直観だが現代は物質文明を謳歌し、その上に経済が成り立っているのだから、その土台を揺るがすようなことはしたくはないのだろう。