[No.263]意識を沈降させる
2004年06月19日（土）

6月19日（土）天候晴れ
意識の特異点であるトランス意識状態、ここには能力の限界を超えようとしている者達の大きな突破口がある。
なぜならここには人の第六感という知覚が関係するからだ。この知覚なしで人の限界を超えるのはむずかしいだろう。
私は最近の右脳開発やマーフィーやナポレオンヒルなどの成功の法則にはまったく興味がないのでそれらの知識とは相反する事になると思うが、このトランスと知覚に関して説明してみよう。
東洋の認識はこれら西洋の手法とは、決定的に異なるものがある。それは催眠とトランスの違いにある。西洋の方法は催眠的な手法を使っているが、トランスは催眠状態とは異なる。
催眠は同じ事を何回も繰り返しポジティブなイメージを能動的に脳に保持しようと努力するが、トランスはひとつの思いだけを選び取りそれを受動的に保持し、その思考そのものになろうとしている。
ではどのようにその思考を自身へとトランスさせるのだろうか。
それはここに知覚と言うものを使うのだ。
例えば、若々しいという思いを抱いたとする。そのとき多くの過去や否定する思いが現れるが、それらには目をくれなず、からだの若々しい変化を知覚するまで意識を沈降させる。その知覚その者が細胞の中から変化する力になるからだ。
そこには右や左などはない。