白雲の道治療院

白雲の道治療院は、鍼灸術と量子場調整を用いて心身の健康面の向上、さまざまな症状や機能の向上、能力の増大に努めております。

白雲の道で美しく健康な体を!

[No.252]内側からのフィーリング
2004年05月28日(金)

5月28日(金)天候晴れ
私たちは体の調子が良いとかあまり冴えないとか、目で見ているわけではない。ではどこで見ているのだろうか。
感覚で見ているという人もいるが、感覚はその部分が痛みや違和感を訴える小さな範囲を守備にしている。
脳で見ているという人もいるが、脳はその反応を感じ取っているやはり小さな範囲の反応だ。
確かに感覚器官と脳がその情報を神経を介して行ったり来たりさせながら、自分の身体の中やさまざまな出来事を感じ取っているようだ。しかしこれら両方を観ている者がいなければ今日の身体の調子が良いとか悪いとかは言えない。
感覚器官や脳の細胞はその間を伝え合うインターネットのように無数の情報が動いているが、そのインターネットが今日は冴えているとは言わない。それを観ている人間がいなければインターネットも止まっているに等しいことになる。
自分の顔が何となく歪んでいると感じる、その違和感や逆に爽快感は普通、感覚からやってきていると考えているが、それは本当に感覚や脳のものだろうか。それはひょっとしたら感覚器や脳を介さない直観からやってきているのでは。
その直観が鈍ってくると顔や身体が歪んでいても、身体の中にストレスを抱えていても慣れてしまってわからなり、そんなところから病気が育つのかもしれない。
もしそうであるなら、直観の現れるところである顔全体の内側からのフィーリングはもっと大事にされなければならない。