[No.233]歯列の構造にも
2004年05月06日（木）

5月6日（木）天候晴れ
私の下の娘が4,5歳のころ悪性の風邪を引いたらしく、高熱を発してうなっていた。
それまで風邪薬を子供に与えた事はなかったが、今度ばかりはやはり解熱剤が必要かと思いその薬を彼女の前に置き、こう言った。
「この薬を飲むと熱はおそらく下がるだろう。しかしこの薬が効いて治った場合、次回同じような症状のときはこの薬が必要になる。でももう少し我慢して乗り切れば自分を誉めてやれるかもしれないぞ。」
彼女は我慢してみると言って薬は飲まなかったが、その後あっという間に治ってしまった。
その時もう一つ言った事がある。それは「心の中に治ったら何をしたいか正直な気持ちで思ってそれを忘れろ。そうすると身体がそう出来るように準備してくれる。」
彼女は大学生になった今まで、風邪薬を含めてほとんど薬は飲んだ事がないせいか、根気と目標を達成する能力にはすさまじい程のものがある。
無意識はいつも膨大な真っ暗な虚空の中で光を探しているが、その光とは思いやイメージの事だ。その思いを無意識に任せると、身体がどんな状況の中にいても無意識の能力はその光に向かって動き出す。
ここにはある法則があり、この法則は歯列の構造にもくっきりと刻まれているが、逆に目に見えない無意識世界の法則からこの歯列の構造を補正し、すばらしい能力を創造する事が出来るのだが。