[No.230]異なった理解の方法
2004年05月02日（日）

5月2日（日）天候晴れ
こんな話を聞いた事がある。
あるところにとってもけちな男がいた。その男はご飯食べてもおかずは食べない。
うなぎ屋のとなりに移り住んで、そのうなぎの香りをおかずに食べていた。
うなぎやの親父はそれを知ってうなぎの嗅ぎ賃を取り立てにやって来た。
その男は頼んでいないと拒んだが、それではと言う事で、その男は財布から金貨をとり出してお膳に「チャリーン」と落しお金の嗅ぎ賃だと言ってそのお金をしまってしまった。
うなぎやの親父はその音をうまそうに聞き入り確かに頂きましたと頭を下げ帰っていったそうだ。
こんな会話には、次元の移動がある。
逆に言うと次元の視点、観点は異なった理解の方法をもっている。
本来、日本も世界も一般の人たちはこんな会話を理解し、楽しむ事ができるが、政治の世界ではついついこんなことで喧嘩になっているのが現状ではないだろうか。
力の次元のように一つの次元で頑張るのも能力だが、多くの次元をジャンプし視点を変えながら生きるのも大きな能力になるのではないだろうか。