[No.227]本当の個性
2004年04月29日（木）

4月29日（木）天候晴れ
私たちは誰でもちょっとした個性がある。
その個性はどの次元にベースを置いているかによって随分と違いがあるが、しかしこれは本当のところ個性とは言わないのかもしれない。
例えば愛情にそのベースを置いている人と昔の武士のように力の次元にそのベースを置いている人では受ける感じが随分と違うが、これは個性の違いと言うよりも次元の違いだ。
この場合、植物の茎と葉っぱを比べているようなもので個性の違いは花が開いた時にその色合いや香りといっしょに際立ってくる事を言う。
だからある人は性的に生き、ある人は愛情を基準に生きているとした場合、性格は違い当然個性も違うように感じるが、これは個性ではない。
しかし個性が次元によって顕れないわけではなく、同じ愛情深くてもその中にはさまざまな個性がある。
ちょっと複雑ではあるが、考えようによっては単純で普段あまり気がつかない関係がここにある。それは個性が豊かになるのは次元が上がるからだ。
性や力のレベルで生きている人達は誰も同じように見えるが愛情やプロフェッシュナルに生きている人たちにはより豊かな個性がある。
ではこの本当の個性にはどんな力があるのだろうか。単に既に創造された産物でしかないのだろうか。