[No.219]私たちは誤解している
2004年04月20日（火）

4月20（日）天候晴れ
ある女性Aさんは、ある恋愛映画を観てその中の主役である西洋の男性に大きな感動を覚え、それからそんな人との結婚をいつも夢見ている。だが、彼女は英語をまともに勉強した事がなく、西洋人と実際に話さえした事はない。
ある別の女性Bさんは友人がアメリカの男性と結婚していて、やはりそんな結婚にあこがれ、英語学校に通って英会話の勉強や外人がよく来るレストランで食事をしたりしている。
どちらが、早くその思いが現実になる事だろうか。
普通Aさんは憧れで終ってしまい、Bさんはいい線でスクランブルする事だろうと思う。おそらくそのとおりであると思うが、これを無意識の観点からいうとAさんの方が現実になる可能性は高いことになる。
どうしてだろうか。
それはAさんには過去のイメージが無いからだ。
Bさんは身近に友人カップルがいる事もあり、また努力もしているから機会は多く訪れる事になるが、Bさんのビジョンには目的や駆け引きや過去のイメージが付きまとう。
Aさんの観るビジョンには過去がなく、単に彼女の心は夢心地だ。
ビジョンに過去をのせる事はその奇跡のような力を封じ込める事になる。
ビジョンは過去に汚されていないがゆえにカラフルな光が素早い速さで創造出来る可能性を開く。
そんな無意識かからのプレゼントのような能力を私たちは誤解している。