[No.217]どちらもその人の心を満たす
2004年04月18日（土）

4月17日（土）天候晴れ
母親は子供を後から観ていて、子供が欲しがっているらしい思いを満たしてあげようとそれらしい物を探して目の前に置いてやろうとする。
無意識は意識の背後から観ていてその人が思っているらしいその思いが現実になるように変った方法で努力する。
それは生まれる前からの約束事のようだ。
親は子供が生まれた時から愛情を注いでいるつもりだが、子供の方からはそれが解り難い。
しかし時が経ち自分が親になるころは人にもよるが自分の親の愛情が身にしみて感じるようになる。
同じように、私たちは子供のころ無意識の力を解らずに成長するが、大人になるにしたがって何かがあることに気がつく。
特に自分の能力の限界に挑んでいる人たちはそのことに気づき易い。
その力が始め何か理解しかねるが、徐々に焦点が合うに従ってその全貌がおぼろげながらも映りだす。
人によって、ある人はそこに愛を観るがある人は恐い魔物を観るかもしれない。
親の愛と無意識の愛との違いは親の愛情は社会的であるが、無意識が我々に観ている愛とその力は幸か不幸か社会的でも常識的でもない。
しかし共通しているものはどちらもその人の心を満たす。