白雲の道治療院

白雲の道治療院は、鍼灸術と量子場調整を用いて心身の健康面の向上、さまざまな症状や機能の向上、能力の増大に努めております。

白雲の道で美しく健康な体を!

[No.209]二つの方向性を持った創造力
2004年04月08日(木)

4月8日(木)天候晴れ
無邪気な子供は相手を見るとき目をまっすぐに向けてみる傾向があるが、精神が病んだ大人は逆に目をそむけて、相手を視界の端の方で見る傾向になる。
精神状態は目を観ると一目瞭然なところがあるが、どうしてこんな事になるのだろうか。
もし、相手の事が嫌いであれば、その人を見たくないのは理解できるが、それが癖になってまともに人を観られなくなってしまうこともある。
そんな見方の中で人は精神力と創造力を同時に低下させてゆく事になるが、これはどうしてだろうか。
ここに普通、気がついていない観る者と観られる者の間に働く奇妙な関係性がある。
男女の関係で相手をまっすぐに見て「愛してます」と言った場合と目をそむけて同じように「愛してます」と言った場合、その真実性の違いは大きいが、実際はそれだけではない。
観るという創造力は一度に二つの方向性を創る。目をまっすぐに相手の身体のまっすぐに視野に入れてそのように観て宣言するとその創造力は自分の中にも同じものを創造する。
恋人がそのように相手に宣言した言葉に本人も感動している事がある。それはその思いの力が二つの方向性を持った創造力になるからとは言えないだろうか。