[No.198]時期遅れの寒さの中で
2004年03月26日（金）

3月26日（金）天候雨
一つの思いが現実となってゆくが、現実にならずに萎れてゆくその思いもある。
その違いはどこにあるのだろうか。
おそらくその違いは無数にあると思うが、逆に全ての思いが意図せずして現実になってしまうのも恐ろしい所がある。
ちょっとした不安や、現実になってもらいたくない思いだけが、求めている心とは裏腹に目の前に現れると人生嫌気がさすのも無理はない。
だからこの事に関しては「意図して」という条件が大事なところだ。
誰でも知っているこの事に関しての法則は、意図して現実にしたいそのイメージをしっかりとフォーカスする事だが、これがなかなか難しい。
ぼんやりとしたイメージにそう長いこと意識を集中できない。
ついつい反対のイメージをしてその事の方が楽に焦点を合わせられるものでその事で心がいっぱいになってしまう。
それはそれとして,もう一つおそらくは気がついていない法則がある。
それはその思いが、どの次元をベースにしているか。
例えば恋人が欲しいとした場合、性をベースにして心に描くのと、同じ思いではあるが、愛をベースにして心に描くのではその思いを現実する速度が違うのだ。
この次元空間が持っている速度の違いがその思いの花が咲くか、時期遅れの寒さの中で萎れて行くかを決めている要素である事はあまり知られてはいない。