[No.183]それ以外ではない
2004年03月09日（火）

3月9日（火）天候晴れ
私たちは身体をある程度は自由に動かす事が出来る。
基本に戻ってでは、どうして自由に動かす事が出来るのだろう。
どんな運動もその前に動かそうとする思いやイメージがあるが、もしこの事なくして身体を動かす事はできるだろうか。
コーヒを飲もうと思わないのに手が勝手に動いて飲まされたとすると、ちょっとした恐怖を感じるのではないだろうか
無意識的に魔がさして何かをしてしまったという話を聞くが、ここにも無意識のイメージがある。そのイメージがひょっとしたら幽霊や亡霊の仕業だとしてもそこにはイメージというものがある。
ではどうしてイメージを問題にしないのだろうか。
手足を縛られて自由を感じる事が出来る人は少ないと思うが、そのとき心は自由だという場合もあるが、本当の自由は心と身体の自由であるのではないだろうか。
心が自由に感じないのは身体をイメージによって思うようにならないがための不満とは言えないだろうか。
もし、女神のような存在がこの地上を歩いているとすると彼女は身体と心の間にしっかりとしたギヤが入っているだろう。
角度を変えて言うなら自由奔放である女神は身体と心の中間にあるイメージを自由自在に展開し、使いこなしている存在だ。
それを逆転させて言うなら彼女はサイキックな能力を持って在る。それ以外ではない。