白雲の道治療院

白雲の道治療院は、鍼灸術と量子場調整を用いて心身の健康面の向上、さまざまな症状や機能の向上、能力の増大に努めております。

白雲の道で美しく健康な体を!

[No.169]背後に控えている力の源泉
2004年02月21日(土)

2月21日(土)天候晴れ
以前日誌、今はアーカイブNO,86、87に残してある、私は変わらなく在ると叡智を拾い上げる者の中にソクラテスの存在という観点を書いた事がある。
普通の常識的な観点では眠りや昏睡状態、あるいは死のような無意識はただいなくなると思ってしまう傾向があるが、本当は眠りの中では癒されているのであるし、死の中では自分自身の癒しの旅なのかもしれない。
どちらにしてもそこに存在する者がいるなら何かが行なわれているはずだ。
無意識は無能な意識というわけではないのだから。本当は無意識の方が能力的に意識との比較できないほど大きなものがある。
私たちには大きく分けて無意識に対しての二つの観点があるようだ。
例えば寝る前に一日が終わったと思って眠りにつく人と夢の世界が始まるぞと眠りにつく人だ。
ソクラテスは死に臨んで何が始まるか興味津々の態度を取ったといわれている。普通だったらついに終わりがきたかと過去を振り返るものだがそうではなかったらしい。
私の母親も数年前に他界したが死に衣装と道具を丹念に確認してまるで旅に出るかのような雰囲気だった。
そんな観点の違いが精神の現実の違いを創り出しているのではないだろうか。
もし、無意識に意識的な焦点を合わせ、その力を認める事が出来るなら今までに気がつかなかったもう一つの自分の背後にいつも控えていた力の源泉を見つけた事でそれは同時に女神の扉を開けているのに等しくなるのだ。