
[No.109]ストレス君
2003年12月09日(火)
12月9日(火)天候晴れ
私たちは悪者を見つけてやっつける事に慣れてしまっていないだろうか。確かに悪い奴はいるが、その人がその半面良い事をしている事もよくある。
西洋から30年程前にやってきたストレス君も悪者にされているその一人だ。
このストレス君はそれまであまり聞いた事がない名前だったが今は立派に日本人に帰化している。
そのストレス君は何かと真っ向から悪者にされているが、スポーツ選手がタイヤをロープで腰に縛り付け走っているのあのタイヤは彼にとっては力を育てるストレス君だ。
スポーツクラブに並んでいる機械類はみんなある意味では辛いストレスではあるがみんなストレス君だ。
会社も他人も自然さえもある意味ではストレスだがそのストレスが力になってゆく場合も考えると悪玉にも善玉にもなり得る。
ではなぜそのストレス君が悪者にされてばかりいるのだろう。ストレス君ばかりが悪いのではなく人間の弱さにも問題はないのだろうか。