白雲の道治療院

白雲の道治療院は、鍼灸術と量子場調整を用いて心身の健康面の向上、さまざまな症状や機能の向上、能力の増大に努めております。

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白雲の道で美しく健康な体を!

院長が解説する30の症状と施術

当院の岩尾院長が、さまざまな症状とその要因、そして回復のための施術の指針を解説していきます。

虫歯と身体の関係

バランス医学にとって歯は大きな問題です。

虫歯や歯槽膿漏を放っておくと、歯はいずれなくなってしまうからです。歯を削ったり抜くという事は、家の柱を削ったり取り去ってしまうのと同じですから、身体のバランスが尚いっそう崩れてしまうののも必然です。

身体のバランスと虫歯や歯槽膿漏の関係性について述べてみましょう。

大工さんたちは、家を建てるときまず柱を組み立てます。その後に様々な材料で家を構築し完成させます。

人も骨組み基本ですが、家と人の違いは、家は動かないのに対し、人は動き回るという事です。それも2本の足で飛んだり跳ねたりもできるのです。

それを可能にしているのが歯同士の接触や顎の運動なのですが、ここでは、この逆に顎の運動がなぜ、虫歯や歯槽膿漏と関係しているかを説明してみたいと思います。

宇宙飛行士のように無重力状態で長い期間、生活をしていると骨が分解して脆くなってしまうことが分かっていますが、最近この事から新しい発見が生まれています。

それは骨はある決まった方向から刺激を受けていないと脆くなるという事です。ある方向とは、骨の軸に一致していますが、人が立っている姿勢だと、その人の軸とほぼ同じになっています。

ですから、よい姿勢で歩いたりジャンプする事は骨を丈夫にするという事になるわけです。

これは歯も骨ですから例外ではありません。

顎の運動が垂直になることで、歯が垂直に刺激されて丈夫になります。しかし偏ると歯にかかる刺激も垂直ではなくなってきます。そうすると歯そのものが摩擦によって熱を帯び歯根が揺さぶられ非常に早く脆くなります。そのことで、虫歯や歯槽膿漏が多発する事になるのではないでしょうか。

歯をよく磨いているのに虫歯がやたらとできる、歯が浮く、歯茎が腫れてうずく、また口を大きく開けると顎がカクカク音がするなどのとき、一般的に歯を問題にしますが、顎位や姿勢バランスを疑って見てはいかがでしょうか。